梅雨にはいると輝きを増すあじさいの花。
関東であじさいと言えば鎌倉が有名だけど、茨城にもあじさいの名所があるんです!!
混雑は避けたいけれどきれいなあじさいが見たいなら、あじさいの隠れた名所、茨城の「保和苑」がおすすめ!
あじさいの名所で茨城と言えば?
茨城県であじさいの名所と言えば、水戸市にある「保和苑(ほわえん)」。
水戸市のあじさいまつりのメイン会場でもある保和苑は、日本庭園に咲きほこるあじさいを堪能できる場所だよ。
しかも、無料!
保和苑はお寺の庭なので、入園料がかからないんだよね。
入口にある一番近い駐車場は1時間400円で有料なんだけど、土日は近くの銀行の駐車場などが無料駐車場として開放されているよ。
無料だし、保和苑ってあんまり聞いたことなかったから期待しないで行ったら、すごくよくてびっくり!な所でした。
苑内は思ったよりも広くて、池や滝があったりと絵になる風景がたっくさん。
順路が示されているのも、迷わずに全てを見て回れてわかりやすいよ。
順路通りにたどっていくと、まずは日本庭園から。
鯉の泳ぐ池をぐるっとまわって、いろんな角度から庭園とあじさいを見ることができるよ。
池を一周すると、立派なクジャクの飼われている動物舎。
そこを過ぎると、今度は斜面を下って、斜面いっぱいに咲くあじさいを堪能できます。
行ってみて驚いたのが、観光バスが来ていたこと!
県外からツアーで来るくらい、見応えがあるってことだよね。
とは言っても、鎌倉のあじさいみたいな大混雑はしないから、隠れた名所って感じだね。
義母と両親を連れていったんだけど、どちらにもとても好評だった!
順路通りに進みながら、途中で休憩したりして、1時間半くらいで見て回れるよ。
保和苑のあじさいはどんな感じ?
私が保和苑を訪れたのは、6月11日と6月13日。
あじさいまつりが始まる前で5分咲きだったけど、あじさいはもう咲いていて、十分見応えがあったよ。
場所によってはまだつぼみのところもあったので、これから満開のあじさいが楽しめそう。
保和苑には約6000株のあじさいが植えられていて、種類も色も豊富。
西洋あじさい、がくあじさい、ちょっと小ぶりな山あじさい。
真っ青なあじさいや、赤みが強いもの、大きな白いあじさいも咲いていたよ。
いろんな色のあじさいが混ざって植えられているから、少し歩くだけで景色が変わって楽しかった!
全体的には青いあじさいが多かったかな。
池や滝、広場にもあじさいが咲いているし、階段脇のあじさいや、見晴らし台から見下ろすあじさいなど、写真スポットもたくさんあるよ。
保和苑のあじさいは子連れでも楽しめる?
苑内には遊具や砂場もあって、小さな子供も遊べちゃうんだ!
丸太でできた、ちょっとアスレチックみたいな遊具で、滑り台がついていたよ。
ミニ動物舎では大きなクジャクが飼われていたり、池には鯉が泳いでいたりと、生き物とも触れ合えちゃう。
私が行った時は、運よくクジャクが羽を広げてくれていて、娘(1歳8か月)は釘づけでした。
花のにおいを嗅いでみたり、階段の上り下りで遊んだり、橋を渡って行ったり来たりして楽しんでいたよ。
暑い日だったんだけど、日陰が多かったのもよかったな。
ただ、苑内は階段が多いからベビーカーはやめた方がいいね。
持っていくなら断然抱っこ紐をおすすめします。
まとめ
子供を遊ばせながら、大人はあじさいを楽しむことができる保和苑。
おじいちゃん、おばあちゃんを連れて3世代で行くのもおすすめだよ。
◆「保和苑」基本情報
住所:茨城県水戸市松本町13-19
電話:029-224-1111
入園料:無料
開園時間:終日開放(お寺の庭なので閉園しません)