「Webライターの経験も生かせるし、複数の収入源を作りたいからブログはじめるぞ!」と意気込んだものの、記事を書く前に手が止まってしまうことがあります。
「何について書くか考え中で書けない」
「せっかく書く時間ができたのに、ジャンル選びで迷子になった」
「書く内容を決めてくれるライティング案件の方が、気がラクかも…」
せっかく時間を使って作るなら、成功させたい。その思いがあるからこそ、慎重になって選べなくなってしまうんですよね。
ライティングの仕事の合間を使って作るブログで、どんなジャンルを選べばよいのかをお伝えします。
おすすめのジャンルは?
Webライターがブログをはじめるときにおすすめのジャンルは、あなたが情熱を持てるテーマです。
【収益化するブログでおすすめのジャンル】
情熱を持てるテーマ
(特化ブログにする)
情熱が持てるテーマとは、
・趣味のこと
・日常に密接なテーマ
・これから極めたいこと
などです。
そして、いろいろなテーマを雑多に書くブログ(雑記ブログ)ではなく、選んだテーマひとつに絞って記事を更新していくブログ(特化ブログ)をおすすめします。
なぜなら、
・ライティング業務の隙間での作業でも、知識・経験のあることならリサーチが短縮できる
・オリジナルのエピソードや写真などで、他のブログと差別化できる
・特化ブログにすることで、記事数が少なくても収益化できる
からです。
ブログ運営もやりたいと思うWebライターは多くいますが、実現できなかったり、挫折してしまったりすることも。その理由のひとつが「ブログに割く時間がなくて、ついつい後回しになってしまうから」です。
リサーチ時間を短縮できたり、記事数が少なくてもよかったりと、記事を書き慣れているWebライターだからこそ「自分の好きなテーマ × 特化ブログ」の良さがハマります。
「誰が書いたか」が重要
ブログで収益化するには、記事を検索上位に表示させることが必須です。誰にも読まれない記事から収益は生まれません。
Webライターのあなたならご存じのとおり、書いた記事を検索上位に表示させるには、検索エンジンに記事を高く評価してもらう必要があります。
では、どんな記事が高く評価されるのか。
2022年12月、Googleの品質評価ガイドラインで、従来のE-A-T(専門性、権威性、信頼性)に、E(経験)の要素が追加されました。
【Googleの検索評価ガイドラインによる評価ポイント】
・Experience(経験)
・Expertise(専門性)
・Authoritativeness(権威性)
・Trust(信頼性)
つまり、実際に製品を使用している、実際にその場所を訪問している、誰かが経験したことを伝えているなど、コンテンツにある程度の経験が織り込まれているかどうかも評価されます。状況によっては、そのトピックに関連して実体験をもつ人が作成したコンテンツが最も高く評価される場合もあります。
品質評価ガイドラインの最新情報: E-A-T に Experience の E を追加
趣味や自分の生活に密接なテーマを選ぶと、必然的に「経験のあること」を書けます。それが好きなことなら、熱量たっぷりの記事になるでしょう。
特化ブログにして、プロフィールを選んだテーマに合わせたものにすれば、専門性もアピールできます。
調べればわかることを書くのではなく、実際に体験した人が書く記事が評価されるのは、私たちのような個人ブログ運営者にはありがたい話!
あなただからこそ書けるテーマを選んで、ブログを育てていきましょう。
Q.「稼げるジャンル」があるって聞くけど、実際どうなの?
「稼げるジャンル」はあります。広告の単価が高かったり、多くの人がお金を使って解決したりするジャンルです。
具体的には、金融、不動産、美容、転職などですね。
「じゃあ稼げるジャンルを狙うのがいいんじゃない?」と考えがちですが、稼げるジャンルにはたくさんの企業が参戦していることを忘れないでください。「ライバルが強い」状態です。
Webライターを使って1日に10記事、20記事…と記事を更新している企業サイトに勝つのは簡単なことではありません。
強豪がひしめく「稼げるジャンル」ではなく、個人ブログはニッチな分野の特化ブログで攻めましょう。
Q.好きなことを書いても、稼げないのでは?
「そんなこと言ったって、好きなことを書くだけじゃ稼げなくない?」なんて声が聞こえてきそう。
たしかに、好きなことを好きなようにただ書くだけでは稼げません。好きなことの中で、読者が求めている情報を書くのが大事です。
そのために、実際に使われているキーワードを探します。ライターのあなた(特にSEOライター!)なら、キーワードに沿って記事を書くのはお手の物のはず!
情熱を持てるテーマで書くときも、キーワード選定は必要です。さらに、読者が「これも気になる。」とブログ内の記事を複数読んでくれるようにサイトを作ってください。
検索する人が少なめのキーワードや、商品購入につながらないようなキーワードで記事を書いても、読者を次の記事へ、次の記事へと誘導できれば収益化は可能です。
Q.特化ブログだと書くことが無くなりそう
あるテーマに特化していても、ちゃんと需要のあるテーマ(そのテーマについて知りたい人がいる)ならネタには困りません。
そのテーマのどんなことを知りたいと思っているのか、需要のあるキーワードに沿って記事を書くからです。
日記や、ただ趣味で書くブログと違って、「誰かに読んでもらいたい」ブログは、需要のあるキーワードで書くのが必須!実際に検索されているキーワードを使って記事を書きます。
まずは、ラッコキーワードにあなたが情熱を持てるざっくりとしたテーマを打ち込んでみて!
たとえば、飼っているハムスターについて書こうと思ったら、「ハムスター」って入れてみる。
ズラ―っと実際に検索されているキーワードが出てくるので、あなたがブログで伝えたいことに合うキーワードが見つかります↓
もちろん、ここで出てきたキーワードが全部使えるキーワードとは限りません(ライバルが強かったり、ブログの方向性と違ったり)。
書くネタは自分の頭の中からひねり出すのではなく、実際に使われているキーワードから選ぶ、というのがイメージできればOKです。
情熱の持てるテーマでブログの収益化を目指そう!
・趣味のこと
・日常に密接なテーマ
・これから極めたいこと
など、情熱の持てるテーマで特化ブログを作る。これがライター業務と両立させながらブログで収益を上げていくための近道です。
そう言われても、なかなかテーマが絞れない。そんなときにテーマを見つけられる3つの質問を用意しました。
ぜひノートなど紙に書き出して、情熱の持てるテーマを見つけてください。
ちなみに、私はブログとライターを両方やってみて「この働き方にずいぶん助けられたな。もっとみんなに伝えたい!」と思っているので、テーマに選びましたよ。